久しぶりのレコードに関する投稿です。
”アナログと珈琲”のオリジナルブレンドの名前にしている「Nightfly」を今回おすすめしたいなと思います。
Donald Fagen – The Nightfly

ドナルド・フェイゲン(Donald Fagen、本名:ドナルド・ジェイ・フェイゲン(Donald Jay Fagen)、Steely Dan(スティーリー・ダン)の中心人物。
作曲・編曲・キーボード・ボーカルを担い、相棒はウォルター・ベッカー。
異常なまでの音のこだわり、何人ものサポートミュージシャンをクビにするなどクセつよミュージシャン。
彼が書く歌詞も皮肉たっぷりで知的。歌声は正直上手いとは言えないが乾いた声質、男臭くなく耳にすうっと入ってくるのでSteely Danの楽曲にマッチ。
彼の存在は後のミュージシャンの音楽性に多大な影響を与えており、
ロックミュージシャンだけでなく、HIP-HOPのサンプリングになるほど作曲センスが認められています。
日本でもキリンジや冨田ラボが有名。
これまで初心者オススメとして紹介してきたレコードは安くて内容も最高なものをチョイスしてきましたが、このNightflyはこれまでのレコードほど安くはないですが、一生物のレコードなので絶対損しないレコードです。
2026年現在の相場を見てみましょう。まずがDiscogsから。

USオリジナルといっても、2色ロゴバージョンがあったりマト番…など面倒なのでとりあえず安価なものをピック。
日本発送で絞った場合、大体2,000〜4,000円ほどでしょうか。私が入手した時も5年前で3,000円ほどだったのでそこまで相場は変わらないのか?
続いてヤフオクではどうでしょうか。
ヤフオクだと、2,000〜5,000円くらいと少し幅がありますね。だけどまあこのくらいでしょうか。オークション形式なのでタイミングよければ安く手に入るので、私的にはヤフオクがお勧めです。(最近の実店舗でも2,000円代は見ないので)
驚いたのは日本盤。帯付で私は5年前に2,500円ほどで入手しましたが、ヤフオクやメルカリでは高値で7,000円代にまで上がっていますね。
いつ手軽に買えるかわからないので買える時に買っておきましょう。
アルバム概要

- タイトル: The Nightfly
- リリース: 1982年
- ジャンル: AOR,ジャズ・ロック/ジャズ・ポップ
- レーベル: Warner Bros. Records
アルバムの特徴
アルバムジャケットにはフェイゲンがDJに扮した写真となっている。
ちなみにターンテーブルにはフェイゲンお気に入りのレコード「Sonny Rollins – Sonny Rollins And The Contemporary Leaders」
スティーリー・ダン「GAUCHO」(1980)の2年後のフェイゲンのソロアルバム。スティーリー・ダンの洗練された音楽性をさらに磨き上げた楽曲と録音技術。
フェイゲンのインタビューにて「「The Nightfly」は郊外の高校に通いながら忍耐の日々を過ごしている純真な少年によって語られる物語」と話している(詳細は書けないので是非調べてみてほしい)。
フェイゲンによるといわゆる自伝的アルバムのようで、今までフェイゲン自身が影響を受けた音楽をもう一度見つめ直した作品である。
自身でも話しているが演奏テクニックについては自信がないところがある時は優秀なサポートミュージシャンに任せることで完成度の高い作品に綺麗に昇華させていると思う。
また収録は完全デジタル音源。というのも当時82年でもアナログ録音が主だった時代。どういう違いかはまだ勉強中。。。またブログで紹介できればと。
参加ミュージシャン(一部紹介)
スティーヴ・ガッド(Drums)
- ジャズ〜フュージョン界のレジェンド
アンソニー・ジャクソン(Bass)
- 6弦ベースの開拓者
ウィル・リー(Bass)
- ポップ感のある、歌を邪魔しないベース
ラリー・カールトン
- Steely Dan常連 数々の名曲に携わっている
例えばKid Charlemagneのギターソロは伝説級
ヒュー・マクラッケン
- NY系スタジオギタリスト
- ソウル寄りの温度感をプラス
グレッグ・フィリンゲインズ
- スティーヴィー・ワンダー周辺でも有名
ファンクなリズムやメロウさを演出している。
マイケル・ブレッカー(Tenor Sax)
ランディ・ブレッカー(Trumpet)
ブレッカー・ブラザーズの二人も参加。
今作では高速フレーズなど派手なテクニックはないものの実力は折り紙付き。
収録曲
I.G.Y. (What a Beautiful World)
未来への理想を歌いながら、ほんのり皮肉。イントロから心を奪われます。
Green Flower Street
NYの街角を歩く感じ。
グルーヴが一番ジャズ寄りで、演奏が痺れる。
Ruby Baby
唯一のカバー曲(Drifters)。
原曲よりクールで都会的。
Maxine
アルバム中いちばん甘い曲。
それでも知的で節度あり。
New Frontier
冷戦下の若者たちのパーティー。
踊れるのに不安が漂う名曲。
The Nightfly
深夜ラジオDJになりきるフェイゲン。
アルバムの“顔”。
The Goodbye Look
ラテンテイスト強め。
政治と恋愛が交差する、大人の余裕。
Walk Between Raindrops
軽やかなエンディング。
人生を肩の力抜いて歩く感じ。
最後に
レコードに針を落とし、スピーカーから一音流れた瞬間から心を奪われるアルバム。
日本での中古市場では相当数ありそうなので、店頭で見つけたら買いましょう。いつ買えなくなるか読めないので。
そして、この最高のアルバムに合うようにオリジナルブレンドをつくりました。
ぜひ「Nightfly」を聞きながらアナログと珈琲のオリジナルブレンド「Nightfly」を飲んでほしいですね。

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