【レコード初心者おすすめvol.3】Leon Russell – Leon Russell

column

ロック続きで渋すぎる選盤でしたが今回はレオン・ラッセルの1stアルバムを紹介します。

はい。これまた渋いですね。すみません。やっぱり私の趣味のジャンルに偏ってしまいますね。

徐々に違うジャンルを紹介したいと思っているのでこれからもよろしくおねがします。

Leon Russell – Leon Russell(self-title)

レオン・ラッセル(本名:Claude Russell Bridges、1942年4月2日 – 2016年11月13日)は、アメリカのミュージシャン、シンガーソングライター、ピアニスト、プロデューサー。
ロック、カントリー、ブルース、ゴスペルなど幅広いジャンルを融合させた音楽性で知られ、多くのアーティストに影響を与えた。

相場を見てみましょう。

DiscogsではUSオリジナルでも大体1000前後でしょうか。状態によれば1コインのようです。

私は京都のレコード店で購入しました。値段は日本盤帯付美品で1,200円。おそらく全国の相場でもそのくらいじゃないでしょうか。

ヤフオクでは帯なしとかだと800円くらいで落札しているみたい。

内容に対して安いですね。でも探してみると意外にレコード店になかなか見なかったりする盤な気もします。

見つけたら是非手に取ってみてください。

アルバム概要

  • タイトル: Leon Russell
  • リリース: 1970年
  • ジャンル: ロック、ブルース、カントリー、ゴスペル
  • レーベル: シェルター・レコード(Shelter Records)

参加ミュージシャン

このアルバムには豪華なゲストミュージシャンが参加しており、特に以下のアーティストが有名です。

デル・ニーキー(バックボーカル)

エリック・クラプトン(ギター)

ジョージ・ハリスン(ギター ※変名の可能性あり)

リンゴ・スター(ドラム ※変名の可能性あり)

スティーヴン・スティルス(ギター)

クラウス・フォアマン(ベース)

ジム・ゴードン(ドラム)

収録曲

A Song for You

  • アルバムの代表曲で、レオン・ラッセルの最も有名な楽曲。
  • シンプルなピアノと歌声で始まり、感情のこもった歌詞が印象的。
  • さまざまなアーティスト(レイ・チャールズ、カーペンターズ、エルトン・ジョン、ドニー・ハサウェイなど)がカバーしている。
  • 歌詞は「愛する人への謝罪と感謝」をテーマにしており、深い愛情を込めたバラード。

Dixie Lullaby

  • 南部のルーツ音楽を感じさせる軽快な楽曲。
  • カントリーとブルースの要素が融合したサウンド。
  • 「南部の子守唄」というタイトル通り、郷愁を感じさせる曲。

I Put a Spell on You(スクリーミン・ジェイ・ホーキンスのカバー)

  • 1956年のスクリーミン・ジェイ・ホーキンスのブルース曲をカバー。
  • オリジナルに比べて、レオンのバージョンはゴスペル風のアレンジが施されている。
  • 重厚なピアノとリズムセクションが特徴的。

Shoot Out on the Plantation

  • ソウルやゴスペルの要素が強い楽曲。
  • ホーンセクションが強調され、エネルギッシュな雰囲気。
  • **「プランテーションでの銃撃戦」**というタイトルが示すように、社会的なテーマが込められている可能性もある。

Hummingbird

  • ミディアムテンポのロックバラード。
  • スティーヴン・スティルス(CSN&Y)がギターで参加。
  • 「ハチドリ(Hummingbird)」に恋人のイメージを重ねたロマンティックな歌詞。

Delta Lady

  • ジョー・コッカーがカバーしてヒットした楽曲。
  • 「デルタの女性(南部の女性)」を讃える歌。
  • ゴスペルやR&Bの要素があり、ダイナミックな演奏が特徴的。

Prince of Peace

  • ゴスペル調の楽曲で、平和を願うメッセージが込められている。
  • 「平和の王子」=イエス・キリストを指している可能性が高い。
  • コーラスが強調され、スピリチュアルな雰囲気が漂う。

Give Peace a Chance(ジョン・レノン&オノ・ヨーコの楽曲のアレンジ)

  • 1969年のジョン・レノン&オノ・ヨーコのプロテストソングをカバー。
  • レオン・ラッセル独自のゴスペル風アレンジが加えられている。
  • 「平和を与えよう」というメッセージは、当時の反戦運動にもリンク。

Hurtsome Body

  • こちらもブルース色が強い楽曲。
  • タイトルの「Hurtsome Body」は「傷ついた体」や「痛みを伴う存在」を意味し、愛や人生の苦悩を歌っている可能性がある。

Pisces Apple Lady

  • 軽快なピアノロック。
  • 「Pisces(魚座)」と「Apple Lady(リンゴの女性)」という謎めいたタイトルが特徴的。
  • おそらく特定の女性について歌ったラブソング。

Roll Away the Stone

  • ゴスペルの影響が強い楽曲。
  • 「石を転がす(Roll Away the Stone)」というタイトルは、聖書のイエスの復活に関するエピソードを連想させる。
  • 力強いコーラスとアップテンポのリズムが印象的。

特徴と影響

  • 「A Song for You」は、エルトン・ジョン、レイ・チャールズ、カーペンターズなど多くのアーティストがカバーし、レオン・ラッセルの代表作となった。
  • ジョー・コッカーの「Mad Dogs & Englishmen」ツアーにも影響を与えたサウンド。
  • ロック、ゴスペル、カントリー、ブルースが融合した独特のスタイルで、レオン・ラッセルの音楽性が確立されたアルバム。

最後に

ロックだけでなくシンガーソングライターのおすすめができてよかった。レオン・ラッセルを知るにはまずこの1stアルバムだと思います。特徴的な歌声、ソウルフルなピアノプレイ。これを安く買えることを幸せに珈琲を飲みましょう。

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